主婦の味方

【奥様の家事効率化】包丁選びで料理の時間短縮と楽しみを作る!

食材に最適な包丁で時間短縮と切る楽しみを見つけよう!

 

主婦の皆様、毎日のお料理お疲れ様です。

奧さん、有り難う(恥ずかしい)

今回はそんな有難い存在の奥様、そして僕の奥さんのびっくりした話を紹介します。

 

奧さんが某お料理アプリで夕飯のメニューを検索する際、必ず「時短」「レンジ」「簡単」のキーワードを使い、なるべく包丁を使わなくて済む様にしていました。

これは奥さんをディスってる訳でもなく、育児や家事で多忙な奥様方にはよくある話ではないでしょうか?

家事の効率化を求めた賢い選択の一つだと思います。

しかし、どうしても「食材を切る」場面が出てきますよね。

そこで以前から一本の包丁でやりくりしていた奥さんに、じぃちゃんの倉庫に眠っていた包丁を何本か使ってもらいました。

 

トントントントントントントン、

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・なんじゃこりゃアアアア!!

 

 

 

 

 

 

包丁です。

 

奥さんは包丁が切れにくかったり、使いにくかったのでなるべく使わない様にしていたそうです。

「もうちょっと小さい包丁だったら」

「大きめの包丁があったらなぁ」

「パン切るやつ無いんかな」

と考えていたそうですが、包丁なんてどれも一緒でしょ、と流していたそうです。

しかし、用途に合わせた包丁を使ってみるといつもより時間が短くて済む。

さらに調理しやすいので切るのが楽しくなった、と言ってもらえました。

毎日欠かす事の出来ないお料理は、食材に適した道具で時間短縮や楽しみが増える!!

と言う事が分かりました。

では、どんな包丁を奥さんが使ってみたのか、他にどんな包丁があるのかご紹介致します。


 

✅目次【本記事の内容】

1.食材に合った包丁の選び方

  • 汎用性の万能包丁「三徳包丁」
  • お魚を捌くときの包丁「出刃包丁」「刺身包丁」
  • お野菜を切る時の「菜切り包丁」
  • お肉を切る時の包丁「牛刀」
  • パンを切る時の包丁「パン切り包丁」

2.用途に合った包丁の選び方

  • 細かい作業をする時「ペティナイフ」
  • 刃離れを求める時「刃離れ加工包丁」
  • 冷凍した食材を切る時「冷凍用包丁」

3.お手入れの方法

  • お手入れ時の「研石」の選び方

 

 

 

1.食材に合った包丁の選び方

カボチャ等を万能包丁で切ると、意外と大変ですよね。

硬いし、手の平を押しつけて切ったら跡が残って痛いし、微妙に短くて長さ足りて無いやん!と感じた事はないでしょうか?

やはり、食材に合わせた包丁選びは大切です。

 

 

汎用性の万能包丁「三徳包丁」

肉・魚・野菜、どれでも選ばず使えるのが三徳包丁です。

ご家庭に一本は必ずある、専用包丁の良い所を一つにまとめた応用力のある包丁です。

大体のものはこちらでいけます。

我が家でも使用していたのは正にこちらの包丁になります。

 

お魚を捌くときの包丁「出刃包丁」「刺身包丁」

最近は魚の捌き方などYouTubeで凄く分かりやすく紹介されていたり、誰でも気軽に魚料理ができる時代になってきました。

魚を捌き、三枚おろしにする。

そんな時はコレ!

「出刃包丁」

骨を切るために他の包丁より幅が広く、厚みがあり、少し重くなっています。

大きさは様々で、捌く魚の大きさによって使い分けたりします。

「え!?じゃぁそれだけで何本もいるの?」

と思われるかもしれませんが、大丈夫です。

大きめを一本、中ぐらいを一本あれば十分だと思います。

 

 

皆さんお刺身は、お好きですか?

僕は釣名人の親友が釣った、見た事も無い大きな鯛や鮪をよく食べさせてもらっています。

ありがとうございます!!

 

そんな釣り名人の奥さんは料理名人です。

料理名人の奥さんが華麗に魚をプリプリの刺身へと変身させてしまいます。

その時使う包丁は

「刺身包丁」

読んで字の如く、お刺身を造る時に使います。

その形から「柳刃包丁」と呼ばれる事もあります。

刺身を引く際に、切り口を美しく新鮮に保つよう一方向への引き切りが必要な為、刃渡りが長く作られています。

ぬめりのある魚介類を引く時も非常に便利です!

 

 

サクッとお野菜を食べやすいサイズに切り分けれる。

野菜が苦手なお子様も、こちらで切ればもう安心。

大きな野菜よバッチこい!

 

お野菜を切る時の「菜切り包丁」

 

硬い野菜を砕く事なく切るために、刃が薄く、軽く造られています。

両刃の為、左右どちらの利き手でも対応できます。

この他に片刃の「薄刃包丁」があり、細かい加工を得意とします。

 

 

 

この流れで来ると名前からして、やっぱり

 

お肉を切る時の「牛刀」

っと言いたい所なんですが、そうじゃ無いんです。

名前では肉切り専用と思ってしまいますが、ちょっと違うんです。

じゃぁ何用なの?と言う事ですが実は、何でも来い「三徳包丁」と近い使い方をします。

そもそも「牛刀」は世界中で広く使われている「西洋包丁」なのです。

「西洋包丁」とは世界の万能包丁なんですね。

世界の万能包丁は、大きな肉の塊を小さく切ったり、筋を切るのに切りやすくする為刃を長くし、幅が狭く設計されています。

大きな肉も切りやすく、そして他の食材も何でも切るヨ!!

ってゆう男前な包丁です。

感じ的には、笑顔が似合うマッチョな包丁。

しかしパワフルなマッチョも細かい針仕事は苦手じゃ無いでしょうか?

自分が思うシチュエーションによって使い分けると心強い味方となってくれる事でしょう!!

 

 

 

ところで皆さん朝食は和食派ですか?それとも洋食派?

熱々の味噌汁、ほかほかご飯、だし巻き卵に味付け海苔。

和食もそそりますね〜。

でも、実は僕無類のパン好きなんです。

最近奥さんがパン焼きにハマって、頻繁に食パンを焼いてくれます。

焼き上がりが良い匂いがするんですよね。

パン好きには堪らないです。

つい話が逸れてしまいましたが、手作り食パンを切るのに活躍するのが

こちら!!

パンを切る時の包丁「パン切り包丁」

正にKING of パン切り!!

パンは他の包丁で切れないことはありません。

ですがしかし!

焼く前のパンを切ろうとすると、ぎゅっと押し付けてパンを潰さないと切れない。

そして焼きあがったパンを切ろうとすると、まず外側の硬い部分がツルツルでなかなか刃が入らない。

そこで力で押し切ろうとすると、ふわパリに焼きあがったパンがへしゃげてしまう・・・

こりゃパン切り包丁一択ですね!

 

そして何と、パンを切る包丁はこの他にもあり、海を越えてフランスでMADE IN JAPAN ナイフが活躍しているそうです。

TV番組「池上彰の関西人が知らないKANSAI」

で取り上げられていた

「肥後の守」(ひごのかみ)

兵庫県三木市で生産された刃物が、フランスのパリジェンヌを席感しているそうです。

日本では昔、鉛筆を削ったり竹とんぼを作ったりと日常的に使われていたそうですが時代を越え、海を越え、今ではフランスの方がパンやステーキを切る時に大活躍!

その「刃」の強さが認められ、広く親しまれています。

日本の刃物が海外で必要とされている!!

何だか嬉しいですね♪

そしてじぃちゃんの金物屋さんも、こちらの三木市から仕入れた刃物を取り扱っております!

 

2.用途に合った包丁の選び方
「こういう時もっとこんな包丁があったらいいのになぁ。」
「えっ!?こんなのあったんだ!!」
「それ、この作業にドンピシャよ。」
そんな包丁をご紹介していきます。

 

 

細かい作業をする時「ペティナイフ」

 

パワフルマッチョが苦手な細かい針仕事。

それが出来ます「ペティナイフ」

小回りの利く万能包丁でフルーツを細かく切ったり、細やかな作業にはどこでも重宝します。

また、最近ではアウトドアでちょっとしたお料理シーンにも頼りになる存在ではないでしょうか。

 

 

トントントントントン・・・・💢

もぅ!!刃先に食材がくっ付いてイライラする!!

深夜の通販番組で見た事があります。

見た事もない凄い商品ばっかりで目を奪われますよね!

それです!!

 

刃離れを求める時「刃離れ加工包丁」

 

水分の多い食材を切るとどうしても刃先に食材がくっ付いてしまい、手元がテトリスの最後の方みたいになってしまう時ってありますよね。

それを解消してくれるのがこちら。

食材と包丁の間に隙間を作り、接触面積を抑える事で刃離れをスムーズにします。

刃離れをスムーズにする事で、快適なお料理のアシストを実現してくれます。

 

 

冷凍食品の防御力は半端じゃございません。

朝の忙しいお弁当時間に「何で昨日寝る前に自然解凍しとかなかったんだ、チキショー!」

主婦も大声をあげてしまう時があるものです。

レンジで解凍するのも時間かかりますよね。

ちょっとだけ使いたいのに丸ごと解凍しなきゃならない。

結局全部解凍する。

まとめて解凍したけど使わない残りのやつどうするのよ。

いらないのに結局自分が食べる。

そんな忙しい主婦の味方

 

冷凍した食材を切る時「冷凍用包丁」

 

これで万事解決!!

冷凍されたカチコチな食材も思うがままのサイズに切り分けれます。

 

 

3.お手入れの方法

どんなに切れる包丁もメンテナンスを怠っては能力を最大限に引き出せないものです。

ご主人様が気にかけてくれた分だけ頑張ってくれます。

包丁には最高のマッサージ、「砥石」によるお手入れ方法をご紹介していきます。

 

 

「普段から砥石使ってるよ!」と言われる方、素晴らしいです!!

包丁もさぞ喜んでいる事でしょう。

しかし、「どこに砥石売ってるのかわからん!」

こんな方もおられるのではないでしょうか?

「色々あるけど、どれで研ぐのが良いのかわからん!」

こちらもあると思います。

そこで

 

お手入れ時の「砥石」の選び方

 

「砥石」は石の粒子の大きさで使い分けます。

粒の大きな砥石では「荒砥」

もう少し細かいのは「中砥」

きめがかなり細かい「仕上げ砥」

を使用します。

 

まず包丁を粗く削って、粗い部分を滑らかにして、最後に綺麗な表面へと仕上げていきます。

「じゃぁその三種類だけ?」

厳密に言うと違います。

砥石にはナンバーが書いてあり、[#1000]や[#3000]とか書かれています。

これが細かさを表しており、色んな数字があります。

大体の感覚としてはこんな感じです。

 

 

荒砥石
粒度120~600✅ 刃が欠けた時等、大きく削るときに使用。

 

 

 

中砥石
粒度800~2000✅ 切れ味が悪くなったかな?と言う時に使用。

 

 

 

仕上げ砥石
粒度3000以上✅ 職人が使用するレベル。かなりの切れ味を求める時に使用。

 

 

 

荒砥石と中砥石がくっ付いて一個になっている物や、ハンディタイプの砥石なんかもあります。

色々使ってみて、自分と包丁に合う砥石を探してみましょう!

どこで!?

じぃちゃんの金物屋さんに置いてますよ!!

ホームセンターにも!

 

 

 

まとめ


「包丁」と一言で言っても色んな種類があり、食材や用途に合わせたものが沢山あります。

選ぶのも大変ですよね。

毎日愛情を持って家族の為に料理を振る舞う奥様。

そんな頑張っている奥様のお料理ライフの「時短」と「快適なお料理時間」を作ること。

そして道具選びのお手伝いになれば幸いです。

今回の記事を書いて、道具の大切さと奥様方の苦労が垣間見えました。

ご飯を食べた後にお皿を水につけるだけじゃなく洗ってみようかな、と決して小遣い目当てではなく感じる事が出来ました。ヒェッ

ABOUT ME
ほーぼねぃと
ほーぼねぃとです。クライミングを愛し、勧めてまわるお父さんです。じぃちゃんの金物をお届けしています!